ロビン・リム率いるブミセハット国際助産院は患者さんを選びません。

インドネシア、フィリピンや世界各地の被災地で 貧困、紛争、災害などの理由で 医療を受けられない妊産婦・一般患者に対し 365日、24時間、無条件に、医療ケアを無償提供しています。

その需要は増える一方で、 現体制では対応しきれなくないため、 アース・カンパニーは、新クリニック建設のための資金調達や スケールアウト(事業拡大)支援を行っています。

ROBIN LIM

ロビン・リム 「現代のマザーテレサ」

icon2
「愛」に生きる。 そうでなければ、何のために生きるのでしょう?

1992年のある日、バリ島のまだ水道も電気も通っていない村で、 年老いたお産婆さんが「10日後、に私の代わりが来る」と言い残し亡くなった。 そしてちょうど10日後、待ちに待った村人の元に現れたのが、 当時5人目の子どもを妊娠していたロビンとその家族だった。

2年前にロビンは、自分の妹とそのお腹の子を妊娠合併症で亡くしていた。 忙しい病院で、不調を訴えた彼女を診てくれる医師がいなかったがために。 助かる命だった。

新天地を求め移り住んだバリ島で目の当たりにしたのは 貧困や栄養失調で、助かるはずの命が失われることが 当時のバリ島では決して稀じゃないという現実。

こんなことが起こっては絶対にいけない、と心に深く刻み、ロビンは誓った。 「人間いつ死ぬかわからない。だったら、『愛』に生きよう。 世界中のお母さんに寄り添って、生きていこう。」と。

数ヶ月後に無事第7子を出産し、床上げすると同時に、 お産介助を求め、日夜村人がロビンの家を訪れた。 もともとハワイで産婆をしていたロビンは、数年後米国で 正式に助産師の資格を取得し、1995年、活動を正式に法人化。 その後20年にわたり、お産の母「イブ・ロビン」(「マザー・ ロビン」)として 国境を越えて多くの人に慕われている。

ロビンが執筆の本「After the Baby's Birth」。 表紙はロビンが19歳で出産した時の写真。
ロビン・リム – プロフィール

1956年、フィリピン・ルソン島の山岳地域で、アメリカ人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれる。19歳で女児を自宅出産し、娘を抱っこ紐で抱えながら大学に通う。24歳で第2子出産、カリフォルニア州からハワイに移住し、離婚しシングルマザーに。教員、お産介助、お産に関する執筆活動を続けながら、もう二人出産。34歳で、妊娠合併症により妹を失う。36歳再婚してさらに2人の継母となり、バリ島へ移住して7番目の子となる息子を出産。翌年、助産師として生きることを決め、ブミセハットの活動開始。49歳でブミセハット助産院バリクリニック開業。51歳にして、ブミセハットで生まれた貧しい家庭の捨て子を養女にし、8人の母に。 2011年、「CNN Hero of the Year」受賞。2015年、フィリピンで最も栄誉ある「Bayanihan Peace-builders Award」を大統領より受賞。これまでに19冊を執筆。

logo_ec_png_1
アース・カンパニーがロビン・リムを選んだ理由

ロビンが、過去20年において、活動のすべてを世界中からの寄付のみで賄ってこれたのは、彼女の活動の影響力と求心力の証に他なりません。彼女の活動がもたらす社会インパクトは幅広いだけでなく深く、コミュニティの「駆け込み寺」となった彼女を頼るすべての人のニーズに応えるキャパシティ、行動力とエネルギーは宇宙的なスケール。生涯を、寝る間も惜しんで無差別無条件に他人に尽くす彼女の情熱の源は「壮大な母性愛と人類愛」であり、その姿から世界が学べることはたくさんあると感じました。

THE CAUSE

なぜ、ブミセハット国際助産院が必要とされるのか

ジェット機は約400人の乗客を乗せて空を飛びますが もし2機のジェット機が毎日墜落したとしたら あなたは飛行機に乗りますか?
私だったら乗りません。
この地球で、今日、830人のお母さんが亡くなります。 人生で一番幸せであるはずのその時にです。 昨日もそうでした、そして明日も。
それでも世の女性は、赤ちゃんを産む勇気を持ち続けるのです。

途上国でのお産の現状

インドネシアでは妊産婦死亡率が東南アジア諸国でも高く、その原因は、貧困、飢餓、栄養不足。貧困層の妊婦は健診も受けられず、栄養不足が早産や、命取りとなる大量出血を引き起こします。さらに医療の過剰介入も多く、病院の都合で出産時間を短縮するため、不必要な陣痛促進剤の使用や帝王切開も、問題視されています。

Bumi sehat

FOUNDATION

ブミセハット国際助産院の活動概要

icon2
ブミセハットは、社会的弱者の『駆け込み寺』です

一般医療、代替医療、教育、環境プログラム、コミュニティ開発まで手がける国際助産院

健全なコミュニティなくして世界平和は生まれない

そう固く信じるロビンは、問題を抱えた老若男女、人種、宗教、病状関わらずあらゆる人に頼られ、そのニーズに可能な限り対応していくうちに、産科医療を無償提供する助産院として始まったブミセハットは、今やコミュニティの『駆け込み寺』となり、産科医療の枠を超え、一般医療サービスや、教育・環境プログラムを含むコミュニティ・サービスまでをも提供しています。

産科医療・周産期ケア

  • 限りなく自然で丁寧なお産
  • 必要な限りの休養・入院
  • 栄養・授乳サポート(授乳成功率100%)
  • 薬の処方
  • 新生児・乳幼児健診
  • マタニティ・ヨガ
  • 救急搬送

産科以外の医療サービス

  • 西洋医学と薬の処方

  • 鍼灸・ホメオパシーなどの代替医療

  • 眼科検診とメガネの無償配布

  • 血液・尿検査 (HIV、デング熱、各種感染症など)

  • コミュニティ往診

コミュニティ・プログラム

  • 助産師のトレーニングと奨学金の提供

  • ユース・センター

  • 能力開発プログラム

  • HIVに関するワークショップ

  • 高齢者のヨガとその他活動

  • オーガニック・ガーデン

  • 村のリサイクル・プログラム

9000

これまでにブミセハットが無事にこの世に迎えた赤ちゃんの数(2017年)

80000

1年にブミセハットのサービスを受ける人数(延べ)

54人

1年にブミセハットから 奨学金を支給された学生の数

ブミセハット・クリニック
icon2
災害が全てを滅ぼしても、 赤ちゃんは生まれるのを待ってくれない

ブミセハットの災害支援活動

救える命はすべて救う。すべての命は尊い。

それをモットーに、ブミセハット国際助産院は、どこかで災害が起こった際すぐにチームを派遣し、仮設クリニックを設置して、緊急医療支援(一般&産科医療)を提供します。

2004年に甚大な津波被害を受けたスマトラ島アチェや、2013年にスーパ台風ハイヤンが1万人の命を奪ったフィリピン・レイテ島では、発災直後から支援を開始し、その仮設クリニックがそのまま被災地に残り、現地法人化。今日も震災の後遺症に苦しむ人々にとって、なくてはならない存在となっています。

被災地のブミセハット仮設クリニックでは、産後ベッドは常に満員。 列が絶えることはありません。

robin6
photo2
icon2
そこまでするの!?

ブミセハットの人権支援、貧困支援、人道支援

貧困、紛争、災害は、命を諦める理由になってはならない 

貧困・栄養失調の産婦には、助産師が産後自宅に様子を見に行き、窮状があれば食料や服を支援し、夫に仕事の紹介までする。死産の場合、埋葬費が払えない夫婦には、費用を肩代わりする。緊急で病院搬送され、医療費が払えず赤ちゃんを未払費用の担保とされ引き渡してもらえないと聞けば、人権弁護士を従えて連れ戻す。被災し流産してしまった女性が非常に優秀で助産師を志していることがわかれば、奨学金を提供し看護学校へ進学させる。

助産院がそこまでする必要はもちろんない。 しかし、人の人生にとことん寄り添うロビンに、それらをしない選択はない。

支援事例:売られた赤ちゃんまでも救いだすロビン

イェティと夫のムリオノはとても貧しく、バリ島のスラム街に住んでいた。双子を授かったふたりは、無料でお産ができるブミセハットへ、数時間歩いて検診に通っていた。陣痛が来たある日、ブミセハットへ歩く途中に産気づいてしまい、近くの産院に運び込まれ、イェティは双子を出産。しかし出産費用の半分しか払えず、赤ちゃんの1人を未払費用の担保にとられてしまった。2週間後、偶然出会ったロビンにムリオノは泣き崩れ、奪われた赤ちゃんの話をした。ロビンはすぐに彼を連れてその産院に行ったが、時すでに遅し、赤ちゃんはすでに売られてしまっていた。ロビンは直ちに弁護士を手配し、赤ちゃんを探したところ、ジャワ島で見つかり、奇跡的に、救い出すことができた。

THE NEED

ブミセハット国際助産院の支援ニーズ

ブミセハットのお産モデルは、妊産婦死亡率や大量出血件数の低さ、授乳成功率100%など 途上国はもちろんのこと、先進国と比べても効果が優良なことがわかっています。 ブミセハットには今、世界各国から、クリニック設立依頼が殺到しています。 ブミセハットを必要とする他地域で、より多くの命を救えるよう、ぜひ、ご協力ください。

incon1
クリニック運営費

ブミセハットでは、過去20年において、そのすべてのサービスを、世界中からの寄付のみで賄ってきました。しかしその運営は決して容易いものではなく、常に厳しい状況です。ブミセハットのバリ島とスマトラ島クリニックを運営するのに、1日12万円、年間4300万円の運営費がかかるため、常時寄付を受け付けています。

1万円

一人の赤ちゃんを安全に迎えるための 丁寧で自然なお産に必要な金額

incon1
フィリピン・パラワン島からクリニック設立の依頼

妊産婦死亡率が国内最悪水準で、乳児死亡率も国内で3番目に高い上、2番目に出産補助へのアクセスが少ないパラワン島。島の原住民コミュニティの女性リーダーから、ブミセハット・クリニックの設立依頼があり、すでに同コミュニティが2haの土地を譲渡。パラワンは1780の島から成り、中国との領海争いによる治安の悪さから、離島の妊産婦がパラワン本島へ通院できないことが一つの原因。開院後は保健省の支援によりフィリピン軍が定期的に助産師をヘリコプターに乗せて離島往診の実施が決まっています。 離島の妊産婦とその家族が出産を待つ期間宿泊できる施設と、シュタイナー教育の学校を併設する予定ですが、土地はあるものの建設費の確保ができていないのが現状です。

410万円

産婦宿泊施設とシュタイナー学校を併設するパラワンクリニック設立に 必要となる最低限コスト

OUR IMPACT TO DATE

アース・カンパニーが提供する支援とその成果

ファンドレイジング(資金調達)

2572万円

現バリ島本クリニックの土地契約が満期となり退去を迫られる中需要は年々増える一方で、満月の夜には産婦がお腹を抱えて列を成すほど。そのため新しい土地に現在の3倍の規模のクリニックを建設するため2016-2017年の運営資金を切り崩していたブミセハットに対しアース・カンパニーは、資金調達サポートを行い、他国の支援団体との協力の結果、無事建設費調達に成功し、開院決定。

広報支援

11

支援拡大や新たな機会創出につなげるため、WEBメディアから学術雑誌まで各種メディアに掲載されるようPR活動を実施し、国内でのブミセハット国際助産院の認知度アップに貢献。医学書員の「助産雑誌」、欲しい未来を実現するためのWEBメディア「greenz」など9本のメディアで関連記事が掲載。

スケールアウト支援

2ヶ国

ブミセハット国際助産院のお産モデルは、途上国はもちろんのこと、先進国と比べても効果が優良(妊産婦死亡率、会陰切開率、大量出血件数の低さ、授乳成功率100%など)で、本モデルに対するニーズは世界的に拡大。アース・カンパニーでは、日本でのモデル普及や、またすでに開設依頼がある西パプアやフィリピン・パラワン島などでの開設を実現すべく、現在助成申請中。

多くのご支援を賜り、2016年10月バリ島新クリニックがオープン!
支援額:1,554万円
 

2015年9月から2016年6月にかけて行った新クリニック建設のためのファンドレイジング・キャンペーン。97件の個人寄付、7社からの法人寄付を賜り、みなさまの想いの詰まった新クリニックが、2016年10月15日にオープンしました。バリ島の伝統儀式が行われ、すでにその晩から赤ちゃんが元気よく生まれています。ファンドレイジング・キャンペーンは終了しましたが、アース・カンパニーは今後も2年にわたりフォローアップ支援を継続します。継続寄付、また新規寄付も常時受け付けております。引き続き、応援・ご協力のほど、よろしくお願い致します!

→新クリニック完成報告動画はこちら!

アース・カンパニーを通じた日本からの支援によりパプアクリニックが完成!
支援額:800万円

長年の紛争・弾圧に苦しみ、インドネシアで最も貧しいエリアの一つ、パプア州。医療アクセスが限られ、出産時の母子死亡率が非常に高く、日常的に、本人の意思と関係なく帝王切開をさせられてしまうこの地に、「パプアにも、愛ある安全なお産を!」と懇願するひとりのパプア人お母さんと、その夢をサポートするブミセハット助産院、そしてアース・カンパニーと日本のある支援者Mさんみんなの想いが1つになって、パプアに「奇跡の助産院」を誕生させました!!

→完成報告ブログはこちら!

バリ島アグン山噴火避難民に対する緊急支援を実施!
支援額:195万円

インドネシア・バリ島で、2017/11/25に、バリヒンドゥー教総本山アグン山で複数回の噴火が発生。警戒レベルが最高度「4」に引き上げられ、10万人以上の住民に避難命令が出されるなか、日本のみなさまからの支援で建設されたブミセハット新クリニックにも128名(12/5現在)の避難民が駆け込みました。

避難民に食事や医療の無償提供を行う他、22ヶ所の避難所への往診サービスなどの緊急支援活動も行うロビン・リム、そしてブミセハット助産院を支援するため、アース・カンパニーは2017/12から2018/2までの3ヶ月間、緊急支援を行いました。

→支援報告ブログはこちら

ロンボク島地震緊急支援活動に寄付!
支援額:500万円

インドネシア・ロンボク島で2018年7月以降、M6.4~M7.0の地震が頻発し、35万人以上が避難生活を送るなか、ロビンはブミセハット国際助産院のロンボク島出身のスタッフ2名と、現地の助産師を雇ってロンボク島で緊急医療チームを結成し、現地で避難生活を送る人々や負傷者に対し無償医療を提供しています。この活動は少なくとも6ヶ月以上は継続する予定で、その医療支援としてアース・カンパニーを通じて日本から500万円が寄付されました。

ロビン・リム初来日ツアーを開催!
支援額:年間307万円(マンスリーサポーターによる継続寄付額)

2018年9月、アース・カンパニーは今までの多くの支援を賜った日本の支援者のみなさまにロビンの感謝と愛を伝えるため、ロビンと同じ立場で母子に向き合う日本の助産師のみなさまにエールを送るため、そしてブミセハット国際助産院の運営を安定的に支えるマンスリーサポーターを募るために、ロビン・リムを招聘し初来日ツアーを開催しました。

来日ツアーには、705人を動員。多くの参加者をインスパイアし、124名がブミセハット国際助産院のマンスリーサポーターとなり、年間307万円の継続的な寄付を日本から送る支援体制ができました。

→来日ツアー報告ブログへ!

→来日ツアーハイライト動画へ

→来日ツアー公式サイトへ!

MESSAGE FROM ROBIN

ロビンからの感謝メッセージ

“I spend days and nights worrying over each Mother and Baby.

But because the Earth Company team and its supporters are being so generous and amazing, I am now able to focus on what I do best, saving mothers and babies…Thank you so much… I LOVE YOU…I wish words could say more. You are amazing… Peace and Love in all the dreams we share.”

「これまでは、運営のことを考えると毎晩眠れなかったけれど、アース・カンパニーとその支援者のみなさんの寛大なご支援のおかげで今は、私が一番すべきこと、お母さんと赤ちゃんを救うことに専念できています。本当にありがとう。愛しています。言葉では言い表せません。あなた方は素晴らしい。みなさんのすべての夢に、平和と愛を。」

ー  ロビン・リム

CORPORATE SUPPORT

企業・法人のみなさまからのご支援

HERO SPONSOR

500万円以上のご寄付+継続的なご支援をお願いしています

株式会社日ノ樹

株式会社日ノ樹様(東京・不動産会社)より、ブミセハット助産院新クリニック建設のため、600万円のご寄付を賜りました。

HERO PARTNERS

100万円以上のご寄付

ハイパーバイオティックス社

ハイパーバイオティックス社(米国・健康食品会社)が提供するマッチングギフトにより、同社から4万ドルの寄付がアース・カンパニーの寄付額に上乗せされました。

HERO SUPPORTERS

5万円以上のご寄付 | 技術支援 | サービス支援など

支援をご検討の法人のみなさまは、 [email protected] までご連絡ください。

ニュースレターをご希望のかたはこちらから