【活動報告】初の高校生インターンが3カ月のプロジェクトで力戦奮闘！

こんにちは。Earth Company の高校生インターンプロジェクトのプロジェクトリーダー・栗原りなです。 Earth Company初の試みである高校生インターン活動は、2022年6月に開始され、3ヶ月に及ぶプロジェクトが8月に無事に終了しました。今回集まったのは、日本の高校生、海外留学中で一時帰国中の高校生など、様々なバックグランドを持った好奇心溢れる6名でした。 3カ月の準備を通し「Earth Companyの認知を拡大せよ！」というミッションのもと、Earth Companyの活動をより多くの学生に知ってもらう為、中高生向けの3日間のSDGsウェビナーを開催し、一人ひとりが「SDGs HERO」になれる、そんな充実したイベント開催を成功させることができました。今回はその3ヶ月間の活動について、レポートします。

インターン参加の動機

EARTH COMPANYの事業に興味をもって応募！

この夏は、自分が以前から取り組んでいる海外留学支援活動や模擬国連等とはまた違う体験をしてみたいと切望していたところ、大変ありがたいことにEarth Companyの方が私の声をすくい上げて下さり、初の高校生インターンの企画をご用意して下さいました。また、私は日中韓関係に関わる活動をしているので、Earth Companyの事業の一つであるインパクトヒーロー支援事業で、アジア圏の支援をされていることにも惹かれました。

インターン募集が開始されるやいなや、私と同じような希望を持っていた高校生達もIMPACT ACADEMYなど、Earth Companyの事業を通じてこのインターンプログラムを知り、瞬く間に希望者が集まりました。

プロジェクト企画までの流れ

高校生がオンラインで発信できる最大限のIMPACTを目指して

今回のインターン活動自体がオンラインだったこともあり、活動範囲はオンラインに限定されていたため、その中で発信できる最大限のことを模索しました。

メンバーの7割近くがインターン活動期間中に日本と海外を行き来していたこともあり、ミーティングも時差を考慮して行う必要がありました。

そこで、中高生とのディスカッションをウェビナーの形で設けるイベント開催を即座に決定しました。イベント内容は、IMPACT ACADEMYやIMPACT HEROなど、Earth Companyのどの事業に焦点を当てるか、ゲスト・スピーカーは社会人と同世代のどちらが適しているか等、ブレインストーミングには予想以上の時間がかかったものの、時間をかけ試行錯誤したからこそ充実したイベントを構成することができました。

また、3日間主催するという点も、1日だけでは物足りないというインターンの熱いチャレンジ精神により実現できました。

イベント準備を進めていく上で、企画、広報、参加者対応、の3つの担当に分かれ、それぞれのグループで準備を進めていきました。企画チームでは、イベント当日の内容からプレゼンテーションや原稿の作成。広報チームでは、インスタグラムを中心としたSNSでの発信（リール/ストーリー総閲覧回数：6238回）と各種教育メディアへの記事掲載依頼。参加者対応チームでは、応募サイト・フォーム作成から当日／イベント終了後までの参加者とのコミュニケーションを、それぞれ担当しました。

上記に加え、インターン6名とEarth Companyのスーパーバーザーとの週1回のミーティングを通してイベントをより完成度の高いものにすべく熟考を重ねました。

最大の難関は集客でしたが、インスタやメディアへの記事掲載、Earth Companyの事業の一つであるIMPACT ACADEMYを受講した学校の中高生への宣伝など、努力の末に、最終的には日本全国から約40名に上る参加者が集まりました。

イベントのハイライト

中高生向けのオンラインイベントは、参加者が成長を感じる3日間に！

私たちが企画した3日間（8月4日～6日開催）の中高生向けイベント「あなたも今日からSDGS HERO」のハイライトをご紹介します。

Day1: 「SDGsを自分事にする」

初日は、新しい視点からSDGsを学ぶことで、SDGsについての理解を深め、SDGｓに興味のある日本全国の同世代の中高生との対話を通し、新たな発見を得る糸口を掴みました。

Day2: 「SDGs の掛け算〇〇×〇〇」

参加者同士も打ち解けてきた2日目は、Earth companyの事業の一つである、インパクトヒーローの活動から社会課題を学び、自分たちには何ができるかを同世代同士で議論しました。

Day3: 「中高生でアクションするには…」

集大成の最終日。Earth companyの事業の一つである、インパクトアカデミーで学んだ後、実際に社会活動をしている同年代の「Bye Bye Plastic Bag」様、及び「ひとしずく」様と共に、「今私たちにできること」を更に掘り下げ、現状打破に向けてのアクションプランを熟考しました。最終的に参加者全員が、それぞれSDGs HEROになるべく成長できた3日間となりました。

参加者の声

「今後SDGS HEROとしてアクションを起こしていきたい」

今回得た学びは、インプットするだけに留まらず、実際の原動力に変えてアウトプットしていくことが重要だと、参加者は3日間を通して学び取ることができたようです。以下に参加者のみなさまからの声を抜粋してご紹介します。

【イベント参加者から頂いた感想】

「今まで色々なzoomに参加してきたけど、ここまで活発な話し合いはなかったので新鮮で楽しかったです！」(Day1参加者より）

「今日紹介されていたサミールさんのように、一見関わりのなさそうなSDGsにユニークなアイデアで貢献している方々がたくさんいることを知り、刺激的でした」（Day参加者2より）

「発展途上国がどのような状態で今世界で何が問題になっているのかという情報を集めて、SDGs HEROとしてアクションを起こしていくのでその情報をアクションを考えてる中高生に届けられるような新聞のようなサイトを作りたい」（Day3参加者より）

最後に

学校や国を超え、苦楽を共にし、快挙を成し遂げたインターンメンバー

イベント企画を通して、インターン6人もEarth CompanyやIMPACT HEROたちが取り組む社会・環境課題について知見を深めることができました。また、3ヶ月の企画・実行・検証のプロセスを通じてPDCAサイクルを実際に回し、イベントを主催する上でのテクニックを習得しました。

プロジェクトを終えた今、3ヶ月という長期インターンプロジェクトを通じて学校や国を超え、共に何十時間と企画を練ったインターンメンバーと強い絆を築き、同世代で成功を納めたことを誇りに感じています。

今後私が代表を務めている教育支援学生団体にてミッションの一部としてSDGs Goal 4(質の高い教育をみんなに)、Goal 8 (働きがいも経済成長も)、Goal 10 (人や国の不平等をなくそう) を取り入れるなど、SDGSsを身近に取り入れたり、PDCAサイクルを他の活動にも活かす等、このインターンプロジェクトでの学びを更に深めていきます。

今回のイベントに参加して下さった参加者のみなさま、3ヶ月間共にイベントに向けて切磋琢磨したインターンメンバー達、そしてこの貴重な機会を下さったEarth Companyのみなさま、得難い夏の経験をありがとうございました。