気候変動は「人」の問題だからこそ…
アメリカが「パリ協定」からの離脱を表明し世界中でトップニュースとなりましたが、温室効果ガス排出量世界二位の国が気候変動に取り組むことを辞めたことで一番状況が厳しくなったのは、海面上昇により国土が水没に迫られる太平洋諸国です。
気候変動は、間違いなく政治的な問題ではありますが、それよりも第一に、「人」の問題です。
どんなに小国であっても、基本的な人権、人の尊厳を無視し見捨てることは、許されるべきではありません。
そこでこのイベントは、国連気候変動サミットでのスピーチが世界中から称賛されたキャシーを招き、キャシーがこの状況をどう捉えどう考えるのか、被害国の生の声を届けるために企画しました。
また、気候変動に共感をする日本人が少ないのは、
日本でも起きている気候変動の影響を認識する機会が少ない
気候変動の被害者が身近にいない、また被害者の顔が浮かばない
ということが、大きな要因として考えられます。
そのため「Pacific Night」には、日本に住む太平洋出身者を30 名招き、「人」や「想い」、そして「文化」をしってもらうきっかけになるよう、トンガ、サモア、フィジーの方々に踊りを披露していただきました。
日本とマーシャルのつながりに多くの人が驚き…
イベントは全て、英語と日本語バイリンガルで行いました。
代表・濱川が気候変動について話した後、マーシャル諸島の米軍基地出身の、早稲田大学ドボルザーグ教授が、英語と日本語両方で太平洋島嶼国について語ってくれました。
キャシーがマーシャル諸島の歴史や日本とのつながりを話した際は、多くの日本人がその日本との縁の深さに驚き、マーシャル諸島での気候変動の影響については、その深刻さに度肝を抜かれたようでした。
そして最後のキャシーの詩のパフォーマンスは、いつにも増してパワフルで、その場にいた多くが深く感動し、涙しました。
太平洋のダンサーのサービス精神に多くの笑顔が!!
駐日マーシャル大使が乾杯の挨拶で日本からの支援に対する感謝を伝えてくださり、食事がひと段落
ついたところで、いよいよダンス開始!!
まずはトンガ出身の留学生である若い女性が、酋長の娘の踊りを披露。
トンガでするように、観客が称賛の証として紙幣を踊り子のコスチュームにひねり入れ、その後踊り子の後ろを囲むようにして一緒に踊ります。
次はフィジーの踊りでした。伝統の踊りと現代のモダンな踊りを披露した後、スタッフを含む会場にいた100人全員を巻き込んで、スネークダンスと呼ばれるラインダンスへ。
そしてサモア!
激しく勇ましいサモアの踊り、また逞しい彼らの肉体と気迫、そしてユーモア富むダンサーたちのサービス精神に、皆圧倒されたり、見入ったり、爆笑したり、、、終始満面の笑みと笑い声が絶えないパフォーマンスでした!
最後はオープンマイクの時間。
これは、伝えたいことがある人は誰でもマイクを握って良い仕組みです。環境NGO 代表や、国際NGO で働く青年、財団で働く女性、瀬戸内海の人口26 人の島を日本酒スパークリングで活性化しようとする若者、それぞれが、それぞれの思いを、日本語や英語で一生懸命伝えてくれました!