世界では毎年、約2億5,000万個もの石けんが、まだ使えるにもかかわらず廃棄されています。
その一方で、難民キャンプや貧困地域では、石けんが手に入らないことで感染症が広がり、多くの子どもたちが命を落としています。
この大きなギャップに着目したのが、元難民の両親を持つ社会起業家、サミール・ラカーニです。
工場やホテルで廃棄される石けんをリサイクルし、その過程で途上国に雇用を生み出しながら、難民や貧困地域の人々へ、衛生教育とともに石けんを届ける。サミールが築いたこの仕組みは、今、世界へと広がっています。
今回は国際平和デー(9月21日)を記念して行われるPEACE DAY WEEK 2026にEarth Companyも賛同し、サミールの約30分のドキュメンタリーを上映します。
一つのアイデアが、なぜ世界を変える力になったのか。そして、平和とは戦争がないことだけではなく、「誰もが、尊厳を持って生きられる社会」をつくることでもある――そんな視点を、彼のライフストーリーを通じて感じていただけたら嬉しいです。
上映後は、参加者同士で感じたことをゆるやかに語り合う時間もご用意しています。
映画を観るような気持ちで、ぜひお気軽にご参加ください。
日時:2026年9月23日(水・祝)14:00〜15:30
会場:Fabric(東京都目黒区上目黒2丁目45−12 Nakame Gallery Street J4)
対象:中学生以上
参加費:無料(要申込)
※寄付付きチケットで賜ったご寄付は、Earth Companyが支援するアジア太平洋の社会起業家を通じて現場に届き、社会課題の解決に活用させていただきます。
Eco-Soap Bank 創設者
訪れたカンボジアの農村で、洗濯洗剤で赤ちゃんを洗う母親の姿を見て、衝撃を受けたサミ―ル。
石けんすら買えない貧しい状況にある人たちや、衛生状態が悪いことで、下痢や感染症など予防可能な病気で命を落とす子どもたちを一人でも減らすために、2015年にEco-Soap Bankを設立。世界中で毎年2.5億個も廃棄されているという未使用の石けんに着目し、工場から回収、途上国の貧困層の女性を雇用してリサイクルし、NGOや国際機関と連携して必要な人に届けることで、廃棄物削減、女性の雇用創出、衛生習慣と健康改善を同時に図る。
樋口 実沙(マーケティング担当)
広島県出身。外資系ファッションブランドで11年間マーケティングに携わる。2018年、地元が西日本豪雨で被災したことをきっかけに、翌年Earth Companyに入職。同職を通じてスパイスの持続可能性に関心を持ち、1年間インド周辺国の生産地のフィールドワークを経て、2024年Spiceful Co.を起業。
下元朋子(インパクトアカデミー研修担当)
人と社会と自然の共繁栄という、リジェネラティブなあり方を追求するEarth Companyのミッションに共感し、2016年にEarth Companyに入社。リジェネラティブな未来を創る人を育成する研修事業(インパクトアカデミー研修事業)にて中学生・高校生を対象とした講演を年間を通じて1,000名以上に行っています。大学生2年の娘と高校3年の息子の母。世田谷区在住。