観光では、たどり着けない「バリ」がある。
年間数百万人が訪れる島に焼却施設はなく、膨大なゴミは行き場を失い、美しいリゾートの裏には、観光客が残した大量のごみが山積するごみ山がある。
観光業が農業に深刻な影響を与え、農薬依存が進む裏で、"持続可能な農業"を実践するリーダーがいる。
このプログラムは、その「世界的なリゾート地・バリ島の裏側のリアルな社会課題」に直接触れる旅です。
「東南アジア駐在中の今」だからこそ、行ける場所があります。
ー週末、どう過ごしていますか?
ー開発の裏にある「リアル」、どれだけ知っていますか?
せっかく東南アジアにいるなら、もっと深く、面白く過ごせるはず。
内省を深める、3つの体験設計
「五感で感じる」「出会う」「対話する」が連鎖して、自分の視点が変わる。
インドネシア・バリ島に拠点を置き、現地コミュニティに密着して10年以上活動し、日本国内外24ヵ国の小学生から大手企業の研修まで300本以上のプログラムを、15,000人以上に届けてきたEarth Companyならではの特別な体験設計でお届けします。
01. 不都合な真実を直接見る
リゾートの陰にある「ごみ山」「失われゆく村」。日常では決して見えない現場を訪れ、社会課題と自分のつながりに気づきます。
02. 課題解決の「本場」でリーダーに出会う
リジェネラティブ観光、再生農業、社会と事業を両立するリーダーの生き様と価値観に触れ、自分の〝目指したいリーダー像〟を見つけるきっかけを提供します。
03. 視点の枠組みを広げる
「人と社会と自然が共繁栄するビジネスをどのように成立させるのか?」を問い続けることで、3つの視点を育みます。
ー 自社以外のことも考える「自己定義の拡大」
ー 今だけでなく未来を考える「時間軸の拡張」
ー お金だけではない価値を考える「資本の多元化」
の3つの新しい思考の枠組みを体得します。
2日間のプログラム
【Day1|5月15日(金)】
観光業の「光と影」——ごみ問題の本質とは?
リゾートの陰で何が起きているのか。「見えない現実」に向き合うことから、この研修は始まります。サステナビリティを「概念」として語るのではなく、それを事業として実装している人たちの現場で、課題の複雑さとビジネスの可能性を同時に感じとってください。
|AM
Earth Companyが運営する、B Corp認証ホテル。
材料は現地の土がほぼすべてで、輸送コストも環境負荷も最小限のアースバッグ建築で建てたヴィラ、地域の農業のための水を奪わないための雨水の循環利用、新しい木を一本も切らないで作ったレストラン、食べ残したものをコンポストにし施設内の畑に活用し無農薬野菜をレストランで食べるFarm to tableの実現、地域コミュニティとの連携…。
ここでは、利益と環境保全とコミュニティ貢献を同時に実現する「トレードオン型」ビジネスを目指したあり方を体験できます。
|PM
年間数百万人の観光客が落とすごみの「その後」を追うと、ここに行き着きます。焼却施設のないバリ島に積み上がる廃棄物の山。
しかしそこに暮らす人々の姿に、「ごみとは何か?」「豊かさとは何か?」という問いが生まれてきます。問われるのは、遠くから「課題」を語ることの限界と、自分たちの消費行動のつながりです。Earth Companyのバリ島研修の参加者の多くが「一番心が揺れた」と語る訪問先です。
【Day2|5月16日(土)】
人と自然が共繁栄する農業・ビジネスのあり方
効率と収益を追い求めるあまり、土壌が荒廃し、農家の自立が失われていく…。けれど、それを覆す実践がバリ島には存在します。2日目は「再生(リジェネラティブ)」が、抽象的なキーワードではなく、具体的なビジネスモデルであることを体で理解する日です。
|AM
化学肥料・農薬に依存した慣行農業から、土壌の微生物を活かす再生農業へ転換し、観光業と農業が互いに支え合うモデルを構築したリーダーを訪問。
「なぜそれをするのか」——その問いに向き合い続けた実践者の言葉は、帰国後の仕事に対する姿勢を変えると、参加者からの声があがっています。
|PM
Mana Earthly Paradiseの豊かな自然のなかにあるヨガ・シャラで、2日間の体験を振り返り、「リジェネラティブなビジネスとは何か」を自分の言葉で整理します。
ファシリテーターとの対話を通じて、現場で感じた問いを、自社の事業や自分のキャリアに接続するための時間。ここから持ち帰るのは、知識ではなく「問い」と「視点」です。
現地で会うリーダーたち
フェニ氏
Bali Life Foundation(BLF)Suwung Community Centreのマネージャー。BLFは、バリの貧困層の子どもたちに尊厳と希望を提供するために2006年に設立。この団体は2030年までに約10,000人の貧困層の子どもたちに教育を提供し、貧困の根本的な解決を目指して運営。
ティム・フィジャル氏
Astungkara way 創設者。バリ島では世界遺産にも登録された棚田の景観と自然への敬意に溢れる信仰の姿が人々を魅了しているが、一方で年々観光客が増加し、自然環境や農業文化にも悪影響をもたらしている。そこで観光と農業が相互に支え合うビジネスとして、2020年にAstungkara Wayを創設。リジェネラティブな旅の選択肢として、農業や伝統文化の保全を体験型観光も提案している。
ナビゲーター紹介
濱川 知宏
Earth Company 最高探究責任者。ハーバード大学人類学部卒。ハーバード大学ケネディ行政大学院公共政策学部にて修士号取得。元東京大学特任助教。元国際NGOコペルニク最高戦略責任者。2014年ダライ・ラマ14世より「Unsung Heroes of Compassion」賞を受賞。 ICCサミット KYOTO 2025「ソーシャルグッド・カタパルト」優勝。
佐古 杏津紗
関西学院大学卒。在学中は、フェアトレード商品の企画・販売をする学生団体の立ち上げや、NPOでの新規事業開発などに専念。大学卒業後は、外資系コンサルティングファームで、エネルギー業界を中心に、システム開発のPMOを経験。現在は日本社会にリジェネラティブ/トレードオンビジネスを広げるため、バリ島を拠点に活動中。
前田 紀史
バリ島在住26年。PT LINGKARAN BALI ディレクター。観光ビジネスの第一線で活躍する一方、Earth Companyの現地パートナーとして、社会課題解決をテーマとした「IMPACT BALI」などのロジ手配に携わる。バリ島の文化、慣習、社会問題に精通。現地社会起業家、ローカルヒーローとのネットワークを活かした「越境学習」のサポートを得意とする。
「東南アジア在住者対象!バリ島のリアルを知る2日間」プログラム概要
■期間:2026年5月15日(金)〜 5月16日(土)
■集合場所:インドネシア・バリ島ウブド Mana Earthly Paradise
( Jl. Raya Sayan Banjar Mas, Gang Mas, Sayan, Ubud, Gianyar Regency, Bali )
■集合時間:5月15日(金)午前8時45分
■終了予定時間:5月16日(土)午後3時
■募集人数:25名
■最少催行人員:12名
■主催:株式会社リンカラン・バリ
■プログラム企画:一般社団法人Earth Company
※このプログラムは現地集合、現地解散型のプログラムです。5月15日(金)は午前8時45分までに、Mana Earthly Paradise受付にご集合ください。
参加費のご案内
お一人様 :RP 9,900,000 (日本円で約10万円となります)
※催行確定のご案内後、4月30日(木)までにお支払いください
※お振込みはインドネシアの株式会社リンカランバリへの口座へのお振込みをお願いしております。振込手続きについては、催行確定後に株式会社リンカランバリよりご案内させていただきます。
※カード払い(手数料はお客様負担とさせていただいております。そのため上記の参加費にカード決済手数料を上乗せした金額となりますので、ご了承ください)日本円でのお支払い(日本国内口座への振込、Wiseでの支払い)も対応しております。ご希望の方はお申込みフォームにてお申し付けください。
■参加費に含まれるもの
・現地のプログラム費
・フィールドワーク開催地への移動車両費
・5月15日(金)の昼食・夕食費、5月16日(土)の昼食費
■参加費に含まれないもの
・出発地から集合場所までの交通費(航空券、空港からホテルまでの移動車両費など)
・宿泊費
・5月15日(金)、16日(土)の朝食
お申込みのご案内
■お申込み方法:下記リンク先のGoogleフォームよりお申込みください。
■申込締切:2026年4月10日(金)
※最少催行人数に満たなかった場合には、4月11日(土)にご連絡いたします。
キャンセル規程のご案内
お申込いただき、催行確定後のキャンセルには以下のキャンセル料が発生いたしますのでご了承ください。
- 開始日の30日前~3日前まで:20%
- 開始日の2日前(前々日)~当日の開始時間まで:50%
- 開始後の解除または無連絡不参加:100%
せっかくの駐在期間、バリのリアルを見に行こう。
本当の豊かさとは何かを考え続けている
TVや本の中で過酷な状況で生活している人が世界にいることは分かっていましたが、五感でその事実を感じとったのは貴重な経験だと思っています。自分の理解や知識がいかに浅はかであったかも気づかされました。
本当の豊かさとは何か、帰国後もずっと考え続けています。
「幸せ」を見つめ直す機会に
我々にとっての「ごみ山」であるコミュニティの人々はそれで生計を立て、劣悪と思われる環境での生活でも、彼らの笑顔、生きていくために常に前進している姿、人との濃密なつながりが印象的でした。心の豊かさは我々よりも高いでのはないかと感じ、「豊かさ」「幸せ」を見つめ直す機会になりました。
価値観が変わる経験
ごみ山は、想像をはるかに超える衝撃で、最初はかわいそうだと思ってしまいました。
ですが、そこで暮らす人々の笑顔を見て、自分の価値観で人の幸不幸を判断するのは大変無責任な行動であることを痛感しました。とても価値観が大きく変わる経験でした。
これからの仕事のモチベーションに
バリ島で物事への向き合い方が変わりました。内省も進みました。大きなモチベーションももらえました。今後のキャリアにレバレッジがかかった感覚があります。これから働くのが楽しみでワクワクしています。