At a Glance
IMPACT HERO 2022
Founder: Eco-Soap Bank
訪れたカンボジアの農村で、洗濯洗剤で赤ちゃんを洗う母親の姿を見て、衝撃を受けたサミ―ル。
石けんすら買えない貧しい状況にある人たちや、衛生状態が悪いことで、下痢や感染症など予防可能な病気で命を落とす子どもたちを一人でも減らすために、2014年にEco-Soap Bankを設立。世界中で毎年2.5億個も廃棄されているという未使用の石けんに着目し、工場から回収、途上国の貧困層の女性を雇用してリサイクルし、NGOや国際機関と連携して必要な人に届けることで、廃棄物削減、女性の雇用創出、衛生習慣と健康改善を同時に図る。
THE MISSION
未使用のまま大量に廃棄される石鹸を、必要な人びとに届けることで、感染症を防ぎ、命を救う
KEY RESULT
手洗いは単なる衛生習慣だけでなく人権である
リサイクル石けんで命を救う
バングラデシュで暮らす約100万人のロヒンギャ難民は、基本的な衛生水準を満たしていない環境で生活しています。資源の制約により、難民キャンプで暮らす人々は感染症のリスクに晒され、その健康と生活に深刻な脅威をもたらしています。サミールとEco-Soap Bankは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は連携し、この課題に対処し、バングラデシュのコックスバザールで最も必要とする43万000人へ、未使用石けんを原料に製造されたリサイクル石鹸を最大500万個提供します。
貧困女性をエンパワーする
Earth Companyの支援を通じて、3台の石けん製造機を購入することができただけでなく、新たに15人の経済的に恵まれていない女性を雇用することができました。彼女たちは、ただ石けん工場で働くだけでなく、家族や地域社会に良い衛生習慣を広める「衛生アンバサダー」として重要な役割を果たしています。
GALLERY
What's Happening at. Eco-Soap Bank
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