アーディティヤ・ライ

障がいを持ち、かつゲイであることをカミングアウトし、2つの意味でマイノリティとして育ってきたアーディティヤ。10代の頃、孤児院を退所することになり、奨学金も失い、生きていくために約5年間セックスワークに従事した。その後、社会福祉学の学士号を取得し、LGBTQ+団体で働くようになった。

ネパールでは、障がいのあるLGBTQ+の人々が、LGBTQ+コミュニティと障がい当事者コミュニティの双方から排除されるなど、複合的な差別に直面している。教育、住居、就労へのアクセスの困難さ、法的保護の弱さから、当事者はさらに厳しい状況に追い込まれている。

2022年、アーディティヤは自身の経験をもとに、障がいのあるクィアの権利に特化したネパール初で唯一の団体「Rainbow Disability Nepal」を設立。アドボカシー活動、リーダーシップ研修、カウンセリング、教育支援、コミュニティプログラムを通じて、これまでに数百人の障がいのあるLGBTQ+当事者を支援すると同時に、政策提言や公共の場を通じ、当事者の声を社会に届ける重要な役割を果たしている。

THE MISSION
障害のあるLGBTQ+の人々の平等と尊厳、地域社会の変革を実現する
THE ISSUES

ネパールにおける障がいのあるLGBTIQ+の人々は、複合的な差別に直面しており、障がい者支援とクィア・アドボカシーの双方の場で、その存在が見えない状態に置かれていることが多い。

250万人
ネパールでは最大250万人がLGBTIQ+であると考えられているが、2021年の国勢調査でカウントされたのはわずか2,928人にとどまった(DevPulse)
ゼロ
Rainbow Disability Nepalの働きかけ以前、ネパールにはクィアの障がい者を対象とした公的シェルターが一つも存在しなかった(International Pride Awards)
2.2%
2021年の国勢調査では、ネパールの人口の2.2%が障がいを持つとされているが、LGBTQ+の人々は依然として国勢調査のデータから除外されたままである(NFD-N)
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