THE MISSION
教育機会の限られたアフガニスタンの子どもたちに、学びの機会を提供する
概要
Organization
The Freshta Foundation
Active In
アフガニスタン
Cause
小学生の基礎学力向上
SDGs
1,8,16
Support Starts
2025/8/1
Support Ongoing
2.5年間
THE ISSUES
教育機会を奪われたアフガニスタンの子どもたち
220万人以上
アフガニスタンで中等教育(7年生、12歳~)以降の教育機会を奪われている女子の数
78%
女子・若年層の女性が教育・雇用・訓練のいずれの機会にも参加できていない割合
22.6%
15歳以上の女性の識字率(男性は52.1%)
WHAT THEY DO
すべての子どもたちに、安心して学び、夢を見る自由を
子どもたちが「学ぶ喜び」と再会するために──移動図書館という小さな革命
アフガニスタンでは、長年にわたる内戦やタリバン政権の抑圧により、質のある教育にアクセスする機会が非常に限られています。特に女子に対する教育の制限は深刻で、現在も100万人以上の女子が中等・高等教育への参加を認められていません。暴力や貧困、政治的な制約によって教室から締め出された子どもたちは、学ぶことの楽しさや、自分の可能性に出会う機会すら持てずにいます。
フレシュタ・カリムが立ち上げたNGO「シャーマーズ(Charmaghz)」は、そんな現実を変えるための希望の灯でした。バスを改装した17台の移動式図書館を使い、首都カブール全域、延べ100万人の子どもたちに、自由に学び、考え、想像する場を届けてきました。そこにあるのは、教科書ではなく、子どもたちの心を揺さぶる絵本や物語。読み聞かせや創造的なアクティビティを通じて、暴力と沈黙に覆われた日常のなかに、「学びの自由」という風を吹き込んだのです。
フレシュタの新たな挑戦 厳しい現実の中でも、子どもたちの希望の灯を守り続ける
しかしそのCharmaghzの移動式図書館活動も、運営上の困難から継続が難しくなり、2025年10月をもって正式に終了することが発表されました。フレシュタたちにとっては苦渋の決断でしたが、「アフガニスタンの子どもたちの学びの機会を守る」という強い想いと行動は止まりません。
今後は米国の非営利団体「The Freshta Foundation」のもとで、2026年春からアフガニスタンの女子に新しいオンライン教育プログラムを開始するための構想を進めています。
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ミッションの実現に向けて
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