2024年5月、アジア太平洋のチェンジメーカー支援事業・企業や学校への研修事業を行う一般社団法人 Earth Company(東京都港区 代表理事:濱川明日香 以下Earth Company)は、サントリーグループが実施する入社2年目の社員全員を対象とした海外研修を全面的にサポートし、バリ島でのプログラムを提供します。サントリーグループが掲げる「利益三分主義」を考え、グローバルに実践するため、環境問題などの社会課題や、多様性、ダイバーシティなどを体感できるプログラムを目指します。
■バリ島 研修概要
研修では、プログラムを提供するEarth Companyのエシカルホテル「Mana Earthly Paradse」に滞在し、バリ島南部の広さ30ヘクタールの巨大なゴミ山、観光開発のために土地が買い占められたクレチュン村などを訪れ、そこで生きる人たちの暮らしを体験し、社会課題が生まれる背景や、解決策の最前線を学びます。10日間にわたる研修で「世界と自分のつながり」を理解し、リフレクションを通じて自分自身に向き合ってもらいます。
■プログラム内容
研修では、様々な社会課題と、その社会課題解決の現場を体験する以下のフィールドワークを行います。
・観光庁の地球環境配慮型観光の事例としても取り上げられたバリ島のエシカルホテル「Mana Earthly Paradise」に滞在
・観光開発のために土地が買い占められた村の暮らしを体験するホームステイ
・観光客によるゴミ問題の最前線であるゴミ山とそのスラム街で生きる人の暮らしを体験
・ゴミ問題を解消するためのゴミ拾い体験とゴミのアップサイクル事例の見学
・Earth Companyが支援する社会起業家アリーフ・ラビックの活動(成長の早い竹で木材を置き換える新しい再生産業で、気候変動、森林伐採、貧困、女性エンパワメントと4つの課題の同時解決に挑戦)を学習
・貧しい人々に24時間365日無償医療を提供する助産院を訪問