【プログラム事例】社会課題を解決する事業立案体験ワークショップ

2021 年 9 月 ~12月の3ヶ月間、Earth CompanyはNPO法人クロスフィールズと共に、株式会社日立製作所へ社会イノベーション事業体験ワークショップを提供しました。今回のテーマは、インドネシアの環境問題。ワークショップには情報通信部門の社員12名が参加し、現地の課題への理解を深めながら、「自分・仕事・社会」の繋がりを認識し、環境問題を解決する事業アイデアの立案を行いました。

ワークショップの目的

社会課題を自分ゴト化して社会イノベーションを生み出せる
次世代リーダーを育成

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このワークショップのゴールは、「社会課題を構造的に捉え、日立グループの強みやリソース、取り組む意義を探索し、社会起点で事業を考え抜く」こと。

そこでインドネシアの環境問題を切り口に、インドネシアの人々や社会が抱える困りごとを深く理解し、社会のあるべき姿とその社会を実現する事業アイデアを考えるために、Earth Company共同創設者の濱川明日香・知宏が講師となり、講演や壁打ちセッション等を行いました。

また、事業を考え抜くには、社会課題を自分ゴトとし、自分との接点を見出していくことが欠かせません。そこでこのワークショップでは、クロスフィールズによるファシリテーションと伴走のもと、参加者は現地への課題の理解を深めながら「自分・仕事・社会」のつながりを認識。自分の想いや価値観に向き合い、仕事を通じて自分が何を大事にしたいのかを考え、仲間と一歩踏み出すことをめざしていきました。

ワークショップの内容

インドネシアの環境問題を解決する事業・サービスの提案へ!

3ヶ月のワークショップは「課題を構造的に捉える」フェーズ1と、「事業アイデアを創出する」フェーズ2で構成。

「課題を構造的に捉える」フェーズ1では、課題を構造的に捉えるために、インドネシアの環境課題の現状を紹介。その課題解決に竹の植林で取り組むIMPACT HERO 2021 アリーフ・ラビックも登壇し、最前線からリアルな事例を届けて、課題解決に取り組む上で重要な知識や視点を提供しました。

また、「事業アイデアを創出する」フェーズ2では、各グループが立案する新規事業・新サービスの案をブラッシュアップするための壁打ちセッションを提供。ワークショップ参加者がバリ島の農家の方や、日本の関連企業の方などにインタビューを重ねながらまとめた事業案をより実現性の高いものにするためのアドバイザリーを行いました。

12月に行った最終発表では、

・森林破壊問題を解決するための農業管理サービス
・ごみ問題を解決するITサービス
・大気汚染や森林破壊の原因となっている焼畑農法を置き換える農業システム

などの事業リソースを活かしたアイデアを各チームが発表。その内容に、私たちも多くを学ばせていただきました。

参加者の声

社会のための事業アイデアを本気で考えたことが財産に

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ソーシャル・イノベーションに関する事業・サービス立案を行うという実践型のワークショップに参加した方からは

「アース・カンパニーの『我々は地球環境を救える最後のジェネレーション』『Beから考える』といったお話を伺い、一気に心に火がつきました

「社会課題の解決や事業提案など、普段の業務とは異なる分野を体験でき、非常に充実した時間を過ごすことができました」

自分起点で誰を助けたいのか、何を救いたいのか真剣に考えてその強い想いを大事にして、事業アイデアを社会の為に考えたことは財産です。真のグローバル人財になれる様これからも頑張ります」

自分、社会、事業の視点と内面から自然に出てくるモチベーションが最後までやり切る原動力になりました

 

など、ワークショップ参加による大きな変化があったことがわかる感想をたくさん頂きました。また、ワークショップでのプロセスを経て、

「日立内の価値観ではなく、外から見た価値観で指摘を頂くことが出来た。視点の違いを体験することは実際に事業を興す際に役に立つと思う」

日立の社会イノベーション事業が与える社会のインパクトの壮大さについてしっかり理解できていなかった部分もあったので、その点を理解できたことは大きな学びとなった」

 

と、新たな視点を得て、自社の価値や可能性を理解する学びとなったという声もあり、事後アンケートでは、「日立グループが社会イノベーション事業に取り組む意義と可能性を考えることができましたか」という問いに90%以上が「はい」と回答しました。参加者のみなさんの熱意には、私たちもたくさんの刺激を頂いたワークショップとなりました。

 

 

社会課題への理解が深まり、自分ゴト化できると、描く社会イノベーションのプランは全く違うものになってきます。さらにそのプロセスで身につけた未来を見据える視点や課題解決力は、ワークショップ後の実際の業務のブレークスルーにもつながっていきます

Earth Companyはこれからも、社会課題とSDGsの最前線からその「リアル」を届け、未来をつくる人材育成の機会を提供していきます。