IMPACT HEROES DAY~Breakout Session

10月6日、IMPACT HEROの個別セッションに参加しよう!

 

10月6日(日)に開催するIMPACT HEROES DAYでは来日したIMPACT HEROたちともっと深くテーマを掘り下げる「Breakout Session 」も行います。インタビュー形式でそれぞれのIMPACT HEROが取り組む課題、目指す未来について深く切り込んでいきます。

彼らは何を見つめ、何を考え、そして目指しているのか?IMPACT HEROたちの情熱にぜひ触れてください!

Session 1

Session 1では、濱川明日香・知宏がIMPACT HEROの活動についてインタビューし、各テーマを掘り下げていきます。

刑務所で学んだ、民族の壁を超えた平和な社会の作り方

登壇 Wai Wai Nu × Earth Company マネージングディレクター 濱川知宏

ロヒンギャ問題など、多民族国家のミャンマーに平和をもたらすために国連を始め多くのNGOが活動をしています。そのなかで、ロヒンギャ出身ながら多くのビルマ族からも尊敬を集めるウェイウェイだからこそできることもあります。

トランプ大統領とも面会するなどハイレベルな交渉をしながらも、首都ヤンゴンにリーダーシップ教育センターを運営したり、コックスバザール難民キャンプで女の子のための教育プログラムを自腹で運営するなど、民族の壁を超えた平和な未来のために、トップダウンとボトムアップの双方のアプローチができる稀有なリーダー、ウェイウェイが捉えている問題やウェイウェイ流の平和な社会のつくり方を、濱川知宏が聞き出します。

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いのちの奇跡
~あなたが生まれた理由

登壇 Robin Lim × Earth Company  代表理事 濱川明日香

最愛の妹を妊娠合併症で失ったことをきっかけに、「愛に生きる」と決意し、お母さんと赤ちゃんためにとことん寄り添うために人生を捧げるロビン。

25年以上も出産の現場で「いのち」に向き合い続けてきたロビンが考える、いのち、「生まれる」ということの奇跡、そして人間の生きる意味、を皆さんの質問を通して、濱川明日香がひも解いていきます。

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Session 2

Session 2では、日本でIMPACT HEROたちと同じ分野で活躍するゲストを招き、インタビュー形式で各テーマを掘り下げていきます。

気候変動
~未来を変えるため伝えたい、水没の危機に瀕するマーシャル諸島からのメッセージ

登壇 Kathy Jetnil Kijiner × 早稲田大学准教授 ドボルザーク・グレッグ氏

気候変動の影響を真っ先に受け、今も高潮や干ばつなどの被害に直面しているマーシャル諸島。その平均海抜は2mで、工業化以前の水準から地球の平均気温が1.5度上昇すると、水没してしまうと想定されています。しかし現在の予測では、2030年にも1.5℃上昇してしまうとされ、居住困難な状況が早くも10年後には始まるかもしれないのです。

国が水没してしまう未来まで、まったなしの状況にある島から、同じ島国の日本に伝えたいメッセージとは?私たちにはできることはあるのか。太平洋諸島地域を専門とするグレッグ准教授がキャシーに問いかけます。世界が称賛するキャシーのポエトリーリーディングも、必見です!

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グレッグ・ドボルザーク氏プロフィール

米国フィラデルフィア生まれ。マーシャル諸島共和国と米国ニュージャージ州で育つ。ハワイ大学太平洋諸島地域研究専攻の修士課程を修了。オーストラリア国立大学アジア・太平洋地域研究所やジェンダー研究所で比較文化と歴史学を専攻し博士号を取得。一橋大学、東京大学を経て2017年より現職。早稲田大学国際教養学部・国際文化コミュニケーション研究科ではカルチュラルスタディーズ、ジェンダー論 、ミリタリズムやポストコロニアルスタディーズ、アジアと太平洋諸島地域論、現代アート論を担当。

多様性を認め合う社会へ私たちができること
~東ティモールと日本、LGBTIの現状と課題

Bella Galhos × 金融機関勤務 / グッド・エイジング・エールズ所属 柳沢正和氏

東ティモールの子どもたちの心を育むための環境学校を設立したベラは、自身が同性愛者であることを公表しています。そして、日本以上に男尊女卑が根強い東ティモールで、親や学校からも追いやられ、居場所を失ってしまうLGBTIの子どもたちの心をケアするための施設運営やサポート活動にも力を入れています。

環境教育とLGBTI。一見異なる問題ですが、その根本には国の未来を担う子どもたちに向き合い、ありのままを受け入れ、その心が健全に育つように尽力するという点で共通しています。誰もが認めあえる社会にむけて、大統領選への立候補を考えるベラと、日本でLGBTIフレンドリーな社会づくりを進める柳沢氏の貴重な対談です。

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柳沢正和(やなぎさわ まさかず)氏プロフィール

金融機関勤務。LGBT支援の認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ所属。学校法人ンターナショナル・スクール・オブ・アジア軽井沢(UWC ISAK Japan)理事。自身がゲイであることをTedxTokyoでカミングアウトし、「史上最大級のカミングアウト」と報道される。2016年の世界経済フォーラム(ダボス会議)ではLGBTセッションでパネリストを務め、ファイナンシャル・タイムス「世界のLGBTエクゼクティブ100人」にも選出。