キャシー来日ツアー公式イベント「Pacific Night」開催!

6/17(土)、CLASKA(東京、目黒区)にて日系マーシャル人の気候変動活動家キャシー・ジェトニル=キジナーの来日公式イベント「Pacific Night~~太平洋の「ひと」と「想い」に出会う夜~」を開催し、10 代から70 代までの88名の幅広い方々にご参加いただきました。

気候変動の被害を最も受ける太平洋諸国は、日本がかつて植民地化した背景もあり由縁の深い地域ですが、現代太平洋諸国について知る日本人は非常に少ないのが現状です。

EC 代表・濱川が初めて太平洋諸国を訪れた時に、この人たちを、この文化・伝統を絶対に沈めてはいけない!と心に誓ったように、太平洋諸国の人に出逢い、知り、文化に触れれば、その素晴らしさと豊かさに感銘を受けて同じように感じてくれる人が一人でも増えることを願い、このイベントを企画しました。

 

 

気候変動は「人」の問題だからこそ…

 

アメリカが「パリ協定」からの離脱を表明し世界中でトップニュースとなりましたが、温室効果ガス排出量世界二位の国が気候変動に取り組むことを辞めたことで一番状況が厳しくなったのは、海面上昇により国土が水没に迫られる太平洋諸国です。

気候変動は、間違いなく政治的な問題ではありますが、それよりも第一に、「人」の問題です。

どんなに小国であっても、基本的な人権、人の尊厳を無視し見捨てることは、許されるべきではありません。

そこでこのイベントは、国連気候変動サミットでのスピーチが世界中から称賛されたキャシーを招き、キャシーがこの状況をどう捉えどう考えるのか、被害国の生の声を届けるために企画しました。

 

また、気候変動に共感をする日本人が少ないのは、

日本でも起きている気候変動の影響を認識する機会が少ない
気候変動の被害者が身近にいない、また被害者の顔が浮かばない

ということが、大きな要因として考えられます。

そのため「Pacific Night」には、日本に住む太平洋出身者を30 名招き、「人」や「想い」、そして「文化」をしってもらうきっかけになるよう、トンガ、サモア、フィジーの方々に踊りを披露していただきました

 

 

日本とマーシャルのつながりに多くの人が驚き…

 

イベントは全て、英語と日本語バイリンガルで行いました。

代表・濱川が気候変動について話した後、マーシャル諸島の米軍基地出身の、早稲田大学ドボルザーグ教授が、英語と日本語両方で太平洋島嶼国について語ってくれました。

キャシーがマーシャル諸島の歴史や日本とのつながりを話した際は、多くの日本人がその日本との縁の深さに驚き、マーシャル諸島での気候変動の影響については、その深刻さに度肝を抜かれたようでした。

そして最後のキャシーの詩のパフォーマンスは、いつにも増してパワフルで、その場にいた多くが深く感動し、涙しました。

 

 

太平洋のダンサーのサービス精神に多くの笑顔が!!

 

駐日マーシャル大使が乾杯の挨拶で日本からの支援に対する感謝を伝えてくださり、食事がひと段落
ついたところで、いよいよダンス開始!!

まずはトンガ出身の留学生である若い女性が、酋長の娘の踊りを披露。
トンガでするように、観客が称賛の証として紙幣を踊り子のコスチュームにひねり入れ、その後踊り子の後ろを囲むようにして一緒に踊ります。

 

 

次はフィジーの踊りでした。伝統の踊りと現代のモダンな踊りを披露した後、スタッフを含む会場にいた100人全員を巻き込んで、スネークダンスと呼ばれるラインダンスへ。

 

 

 

 

そしてサモア!

激しく勇ましいサモアの踊り、また逞しい彼らの肉体と気迫、そしてユーモア富むダンサーたちのサービス精神に、皆圧倒されたり、見入ったり、爆笑したり、、、終始満面の笑みと笑い声が絶えないパフォーマンスでした!

 

 

 

 

最後はオープンマイクの時間。

これは伝えたいことがある人は誰でもマイクを握って良い仕組みです。環境NGO 代表や、国際NGO で働く青年、財団で働く女性、瀬戸内海の人口26 人の島を日本酒スパークリングで活性化しようとする若者、それぞれが、それぞれの思いを、日本語や英語で一生懸命伝えてくれました!

 

参加者アンケートでは「非常に楽しかった」が100%!!!

 

パフォーマンスの合間もお互いにが進み、キャシーとも積極的にコミュニケーションをとる参加者の姿もみられました。

イベント終了後に行った参加者アンケートでは、なんと参加者のうち100%が「非常に楽しかった」と、そして91%が「とても満足」と回答!!

収録から駆けつけてくださった演出家の宮本亜門さんも最後に即興スピーチで、

こんなに底抜けに笑ったり楽しむ感覚を、私は忘れていた気がする。これほど一緒に楽しんだというこの経験が、気候変動問題を考える上でとても大切なのではないかと思う

とおっしゃってくださいました!

 

イベントには福島から避難されている方々もご招待

 

今回、マーシャル諸島と同じように放射能の影響に直面する福島から東京に避難していらっしゃる方々を、「ひと時でも心から楽しみ、一瞬でも苦悩を忘れることができたら」「同じく「ふるさと」を奪われるだけでなく、国まで失おうとしている太平洋の人たちが、ポジティブにその宿命と戦っているのかを見て少しでも勇気づけることができたら」という思いから、「Pacific Night」に無料ご招待させていただきました。

その1人の方は最後にオープンマイクで

世界中どこの母親も、子供たちにベストな環境を提供したいだけ。その気持ちは世界中どこでも変わらない!気候変動も、原発問題も、核実験問題も、ふるさとを奪うという意味では変わらない!

とその思いを語ってくださいました。

同じ母として、一緒に頑張ろう!」とキャシーとお互いに涙ながら手を握りしめ、キャシーも「原発問題について拡散の協力が必要であればいつでも手伝いたい」と福島のお母さんたちに伝える姿に、私たちも胸が熱くなりました。

 

 

最後に…

 

こうしてたくさんの笑顔を残して、イベントは終了しました。

この「Pacific Night」が、一人でも多くの方にとって気候変動の被害者であるキャシー含む太平洋諸国の方々の生の声に「共感」し、気候変動問題を「他人事」から「自分事」に変わって、どんなに小さなアクションだとしても、気候変動解決のためアクションを起こすきっかけになれたら、と願っています。

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