3月 1, 2022

【プログラム事例】インパクト経営を共に考えるオンライン研修を女性幹部候補へ

2021年10月に実施されたパソナ日本創生大学校が女性幹部候補を育成する合宿形式のプログラム「Women’s Advanced Program」にて、日本の大手企業18社から18名の参加者に対し、5部構成の一部「インパクト経営」の12時間のプログラムを企画から提供まで担当。

2021年10月に実施されたパソナ日本創生大学校が女性幹部候補を育成する合宿形式のプログラム「Women’s Advanced Program」にて、日本の大手企業18社から18名の参加者に対し、5部構成の一部「インパクト経営」の12時間のプログラムを企画から提供まで担当。

世界の現状や地球の未来、必要な変化を心で感じ、社会課題の構造を理解し、対策を考え、「自分が自社の社長だったら」という視点で、これからの未来に必要な自社の変化を考えました。心を揺さぶる内容に、参加者からは「人生を変える研修」との声もいただきました。

ワークショップの目的

社会に新たな価値を創出する、女性幹部候補の育成へ

2016年に「女性活躍推進法」が施行され、日本企業における女性の役員数は約4倍に増加しました。しかし、2020年の「第5次男女共同参画基本計画」では、「 2020年代の可能な限り早期に企業の女性管理職割合を30%へ」とさらに多くの女性管理職を増やすことが閣議決定されています。

一方で、上場企業の役員女性比率は6.2%で、内部昇格の役員が極めて少なく、こうしたジェンダーギャップは世界的にも日本が遅れている分野でもあります。

Women’s Advanced Programは、この現状を改善するために、パソナ日本創生大学校が企業の経営幹部に求められる第一線のビジネス力、プレゼンス力を学び、自社だけでなく社会に貢献できる女性幹部候補の育成を目指して2021年にスタートした3ヶ月間のプログラム。淡路島での5日間の合宿と6回のオンライン講座で、SDGsを体験から学ぶ畑でのフィールドワークや新事業創出の考え方を学ぶセッションなどが行われました。

※Women’s Advanced Programのご紹介

ワークショップの内容

リジェネラティブな未来のために何ができるか
社長視点で考えてアクションプランを作成

3ヶ月にわたるプログラムで、Earth Companyは「インパクト経営」の12時間のプログラムを担当。世界の現状と課題を共有しながら、インパクトをもたらす実践者からの学びとして、24時間365日無償医療を提供する助産院を20年以上も運営するIMPACT HERO 2016 ロビン・リムのライフストーリー(動画教材)から、SDGsのリアルを心と頭で理解するセッションを行いました(ロビン・リム本人も登壇)。

SDGsや、SDGsの先にある「人と社会と自然が共鳴しながら発展するリジェネラティブな未来」への理解を深めた後は、「リジェネラティブな未来のために、自分が自社の社長だったらどうするか」という視点で事業やサービス、制度の見直しに関する具体的なアクションプランを作成し発表していただきました。

アクションプランの作成を通じ、参加者の方はそれぞれに自社の可能性を再発見し、社内での自分のあり方への思いを新たにしたことが伝わってきました。

参加者の声

「人生を変える研修でした」

プログラム終了後に本当の意味で行動が変わるためには、心が動き、状況を頭で理解し、プログラムでの時間を今後の原動力へと変えていくことが大切です。そのプロセスを重視したプログラムに、参加者のみなさまからは

 

人生を変える研修でした

「大変満足しました。こんなに心を揺さぶられる研修は初めてです」

「グループメンバー全員で泣いてしまう研修を初めて体験しました」

今回の体験で、私個人の人生観や方針は大きく変わったと思います。 真実に気が付かないふりをしていた気がします。自身の子供への愛を、この瞬間の大切な思い出とあわせて未来を子供たちに残していきたいです」

「すべては繋がっている、これも日々そのことに向き合って、知ってしまったからには目を背けないで、自分自身が何ができるか、できることは行動を変えていこう、というのが今回の講義で気づき学んだことです」

 

など、個人としての価値観が大きく揺さぶられたというコメントが多く寄せられました。また、自社の社長になった視点で考えるというワークショップを通じ、会社や自分の業務への思いを新たにした方も多く、このような感想もいただきました。

 

進化し続ける、変化し続けることの重要性やビジョンを体現して企業として示していくことを、これからも大切にして生きていきたいと思います」

「 自分が自社の社長になったらという壮大なテーマについて考えたことにより、改めて自社愛に気づきました

人事として会社をよりよくしていくために寄与できる部分もとても大きいと感じたので、個々の能力の高め方・活かし方を継続して考えていきたいと思います」

 

12時間のプログラムでしたが、参加して下さった女性幹部候補のみなさまがそれぞれの企業でリジェネラティブな未来のために活躍できるよう、仕事や人生を捉える視点を変えるきっかけとなったようでした。

人と社会と自然が共鳴しながら発展するリジェネラティブな未来のために本気な企業を増やすために、Earth Companyはこれからも女性幹部候補育成に携わっていきます!

 

※Women’s Advanced Programは今年も開催されます。プログラムにご興味のある方はこちらの公式サイトをご覧ください。

公式サイトはこちらから