OPENING TALK
初代IMPACT HEROとなるベラと濱川明日香が初めて出会ったのは、2008年のハワイ。そのときから、「この人はいつか東ティモールの未来を変える。彼女がいつかアクションを起こす時には、必ず支援しよう」と、濱川は心に決めていました。
それから6年が経った2014年、ベラからグリーンビレッジの構想を聞き、その必要性と影響力に確信を持って支援を始めたのがEarth Company設立のきっかけです。
その時から、「次世代に残せる未来を創出すべく社会変革を起こす「人」と「団体」を、支援・育成する」というミッションを掲げ、3つの事業を展開してきました。
メイン事業はIMPACT HERO支援事業ですが、これは非営利事業であるため、活動資金を賄うための収益事業としてコンサルティング事業とバリ島ソーシャル研修事業を立ち上げ、その利益から活動費を賄える体制作りを目指してきました。
《Earth Company の事業体制》
1.アジア太平洋のチェンジメーカーを支援するIMPACT HERO支援事業
- IMPACT HEROたちへの累計寄付額/6,813万円
- 4人のIMPACT HEROの累計受益者数/46万人以上(2019年10月時点)
2.社会変革に挑む事業や団体を対象にしたコンサルティング事業
- 非営利団体の「ビジネス化」と企業の「ソーシャル化」を両軸で推進
3.個人・大学・企業向けのバリ島ソーシャル研修事業
- 20カ国から400名以上が参加(2019年10月時点)
さらに2018年からは、コンサルティング事業の一環として、地球環境基金の助成金により、サスティナブル経営に本気な企業同士が学び合えるプラットフォームづくりを目指し、「Operation Greenプロジェクト」がスタート。2019年9月14日には、Earth Companyの世界観を体現し、泊まるだけでSDGs解決に貢献できるエコホテルMana Earthly Paradiseがバリ島ウブドにグランドオープンしました。
こうした歩みのなかで私たちの活動に共感してくださった方から多くの支援を賜り、Earth Companyへの5年間の累計寄付額は1億1,380万円に達しました。