6. COP25の成果とこれからのキャシーの活動
2020年からのパリ協定施行前の最後のCOPとなった今回。過去最長の会期延長となりましたが、最終的に開催前に期待されていたほどの各国の合意を取ることはできずに終了しました。今後、同協定の本格始動までに、温室効果ガスの排出大国との隔たりをどこまで埋められるかが重要となります。
キャシーは特命大使として初の参加となり、各国の代表者と肩を並べて交渉に励みました。
また、Jo-jikumの環境教育プログラムの参加者であるCarlon Zackhrasさんが太平洋諸国の若い世代を代表してスピーチを行ったことは、Jo-jikumが目指してきた気候変動に立ち向かう次世代リーダーの出現という観点では、活動が実った瞬間でもありました。Zackhrasさんのようなユースがロールモデルとなり、より多くの次世代リーダーたちがマーシャル諸国の未来をナビゲートしていくことはキャシーが描くマーシャルの未来でもあります。
COP25は終了しましたが、キャシーは引き続き、
1)ハイレベルで気候変動の現状を訴えアクションを促すこと
2)人工島や島の高度を上げるなどの具体的な解決策の議論に貢献すること
3)草の根活動として、次世代リーダーの育成のための環境教育プログラムを行うこと
を続けていきます。一つのアプローチで気候変動が解決することはありません。あらゆる側面から、そして多くの人、団体、国を巻き込みながらムーブメントを加速させるキャシーの戦いは続きます。
Earth Companyとしての3年間の支援は2019年12月末で終了しますが、キャシーとJo-jikumの活動を、ぜひ引き続き応援よろしくお願いいたします。