3月 18, 2022

「現代のマザーテレサ」ロビン・リムに学ぶ!ブミセハット国際助産院オンライン研修プログラム

20年で1万人の赤ちゃんを自然分娩で迎え 病院搬送率5%、帝王切開率2.4%、 授乳成功率100%、会陰切開率はなんと0.05% という、バリ島ウブドの奇跡の助産院。 その奇跡の理由は紛れもなく お母さんの産む力と、赤ちゃんの生まれる力を 最大限に尊重し、引き出す「優しいお産」。 この愛に溢れるお産モデルは国内外で注目され 毎年6000人以上の助産師が学びに来ます。 休みを取るのが難しい忙しい助産師・ドゥーラのみなさんのために、 ブミセハット国際助産院流のお産モデルを 「現在のマザーテレサ」ロビン・リムから学ぶ研修を 全国どこからでも参加できる、オンライン形式で開催します!

「現代のマザー・テレサ」ロビン・リムから 「愛」と「お産」を学ぶオンライン研修

日程

・オリエンテーション・悩みや気持ちをロビンに共有する時間:2022年9月23日(金)13:00-16:00
・動画教材を使った自宅学習:9月24日(土)~10月20日(木)
・動画についてのロビンへのQ&Aセッション:2022年10月21日(金)13:00-16:00
・フォローアップセッション :2023年1月20日(金)13:00-16:00

最少催行人数

15名

対象者

・助産師、ドゥーラ、医師、看護師など助産・お産関連の仕事に従事している方
・助産・お産関連の勉強をしている方

参加費用

59,800円(税込)/ 学生割引:39,800円(税込)
※費用に含まれるもの:動画教材(6本)費、事前オリエンテーションと事後フォローアップを含むプログラム費、当日の通訳費

 

 

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参加者から頂いた声

プログラムの特徴

現場で忙しく対応される方でも学んでいただきやすいように、オンラインならではのプログラムとしてバージョンアップしました!  
特徴1:自分の都合に合わせて事前学習ができる
お休みが取りにくい方も受講頂けるように、事前に動画教材をお送りいたします。研修日までに各自教材を観ていただき、当日は事前学習で生じた疑問にお答えする時間と、「助産師スキル」を中心とした講義をロビンから提供させて頂きます。
特徴2:ブミセハット国際助産院の現場を映像で!
これまでのロビンのお産現場を撮影した、ロビンが助産師として大切している「優しいお産」の多くの要素が詰まった自然分娩の貴重な動画をご視聴いただけます。

動画教材のご紹介

1. ロビン流のお産介助「優しいお産」

 

世界中の助産師がロビンのもとに学びに来る「優しいお産」は、
母親・赤ちゃん・家族の人権を尊重し愛に溢れたお産でありながら、科学に忠実で、自然や文化をも尊重する包括された「優しいお産」。
25年以上もの年月、難しい状況下でも多くの母子の命を救ったロビン流「優しいお産」の概念や要素を学びます。

2. 緊急時のお産介助

 

スマトラ地震からハイチやネパールの地震まで8箇所の被災地で仮設テントを設置し、全てを失った女性たちのお産介助をしてきたブミセハット国際助産院。瓦礫まみれる被災地でも、13ヶ月の間に仮設テントで777のお産を介助し、病院搬送は1%以下。医療や衛生環境が整わない状況下でも、40人の早生児・未熟児、13人の逆子の赤ちゃん、5組の双子の赤ちゃんも、無事にテントで取り上げたブミセハット流「優しいお産」を学びます。

3. 知られざる胎盤の神秘

 

現代は出産と同時にクランプし切断してしまうへその緒ですが、ロビンの「優しいお産」では、少なくとも数時間は切らず赤ちゃんと胎盤を繋いだままにしておきます。世界中の伝統文化が古来から守ってきたそのやり方にはちゃんと医学的根拠があり、今やWHO(世界保健機関)も推奨しています。胎盤とへその緒がもつ知られざる乳児への役割と、切断を遅延することの効果、しないことのリスク、そして対処の仕方を学びます。

4. 様々な場面におけるジェントル・バース〜ロビンによる実演〜

 

産科医療現場において予期せぬ事態というのは様々ですが、 弛緩出血や逆子出産など予期せぬ事態におけるロビン流の対応など、以下8つの場面におけるロビンの対応をデモンストレーションから学びます。

1. Rebozo(レボゾ)の使い方と効果
2. 陣痛が強まらない時の対応
3. お灸の使い方と効果
4. お産介助とカンガルーケア
5. 災害時の弛緩出血への対応
6. 逆子出産の介助
7. 赤ちゃんが無呼吸の場合の対応
8. 100%授乳率のためにロビンが大切にしていること

研修では、参加者が経験した「予期せぬ事態」 についてもみんなで共有し、ロビン流の対応をお答えします。

5. ブミセハット国際助産院の紹介

 

ロビンの妊産婦に対する愛情と配慮がたっぷりと込められている、ブミセハット国際助産院。設備や内装から、外装にいたるまで、「優しいお産」を具現化した施設を紹介します。

6. ロビンの妊婦健診・触診

 

世界で初めてロビンの目線で妊婦健診・触診の様子をおさめた動画。「優しいお産」に欠かせないロビン流の妊婦健診・触診の視点を学びます。また、ロビンが助産師として大切にしている「優しいお産」の多くの要素が詰まった自然分娩の貴重な動画も紹介いたします。

講師プロフィール

ロビン・リム 助産師 ブミセハット国際助産院創設者

1956年、フィリピン・ルソン島の山岳地域で、アメリカ人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれる。軍人であった父親が戦争からPTSDを抱えて帰り、反戦・平和主義者に。19歳で女児を自宅出産し、娘を抱っこ紐で抱えながら大学に通う。離婚しシングルマザーとなり、ハワイで教員、お産介助、お産に関する執筆活動を行う中、34歳の時、妊娠合併症により妹を失ったことをきっかけに、助産師として生きることを決める。翌年再婚し、バリ島に移住して、2005年、ブミセハット助産院バリクリニック開業。以来1万人の赤ちゃんを自然分娩で取り上げ、インドネシアとフィリピンに6院運営し、一般医療や鍼灸、災害支援や教育事業まで行うブミセハット国際助産院の受益者は100万人を超える。現在は、ブミセハットで生まれた貧しい家庭の捨て子を養女として迎え8人の母であり、6人の孫がいる。 2011年、「CNN Hero of the Year」受賞。2015年、フィリピンで最も栄誉ある「Bayanihan Peace-builders Award」を大統領より受賞。これまでに20冊以上を執筆。

この研修プログラムは、ブミセハット国際助産院が企画し、一般社団法人Earth Companyが運営しています。
プログラムに関するお問合せは下記バナーより、お問合せフォームに記入してご連絡ください。
後日プログラム運営担当よりご連絡させていただきます。